1 人は達成できた事柄よりも 達成することができなかった事柄や中断している事柄の方を強く覚得るようになる この現象はツァイガルニク効果という。
ツァイガルニク効果の例として、テストで制限時間内に問題が解けなかったことがいつまでも忘れられない
有名どこで TVなどのCMや広告で続きはWebでといわれると内容が気になってしまうというもの
ツァイガルニクが怒る原因として、未完了のタスクや課題が人の脳内に残り
それに対する関心や不安が高まることに関連しているのだそうです。
2 人が嫌なことばかり思いだしてしまうのは、
本能で過度に失敗を恐れているから
そもそも人間を含みあらゆる動物は思い出したくなくても嫌なことを思い出すようにできているんです。
動物は敵の力を見誤って怪我をしたり逃げ損ねたりして失敗すると死んでしまうので
失敗を未然に防ぐために日ごろから不安や恐怖を感じ、危険に備えることが潜在的の刻まれているからなんです。
これは人間も同じで、嫌なことを思い出すのは
失敗から身を守るための本能なのです。
また、人が寝る前に嫌なことを思い出してしまうのはあえて不快な気分になることで
眠りにつくための安心感を得ようとするためなんだそうです。
赤ちゃんは、眠たくなると泣いて、母親から優しく抱きかかえられて眠りにつく
大人も夜眠る前に嫌なことばかり考えてしまい不快な気分になるのは
誰かに守ってもらいたいと赤ちゃんへと退行してしまうからなんだそうです。
つまり私たちは、赤ちゃんのようになることで母親に保護されるような安心感を本能的に求めてしまっているんだそうです。
それにより不安な心を 安心な心に保とうとするんです。
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